3時から7時。ぴったり4時間の痛み止めが切れて娘は起きてきた。
少しまとめて寝れたせいか、きのうよりは、少し落ち着いているようだ。
市内の病院を受診するにあたって、数件ある病院から選ぶことも難しかった。
教えてもらった病院2件のうち、手術があるかもしれない事を考えて
市内の大きな病院を受診することに決めた。
診察は9時から。パパが朝一番に順番を取りに行き、診断書を出して受付を済ませた。
それでも、初診の為、1時間ほど待った。待っている間も痛みがひどく、受付の方に確認して、
きのう処方してもらった痛み止めを飲ませて待っていた。
診察の順番がきた。
折れ方がひどい事。一日経過して曲がってくっついてしまうとまずい事。
オペ室が空き次第の手術と言われました。
「手術」という言葉に、娘がおびえはじめます。
全身麻酔の手術になるため、午前中に検査に回ることとなりました。
採血、手術の為の点滴の管を刺す為にまず小児科に行きます。
名前が呼ばれると、娘が恐怖で暴れ出します。
看護師さんが優しく声をかけてくれますが、きのうの転倒から痛い事・怖い事の連続だった為に
怖くて怖くて怖くて。
「痛い事はしないでーーーー。」
赤ちゃんのように泣き叫ぶ声が部屋から聞こえてきて、さすがにパパも涙を流していた。
心電図、レントゲン、尿検査、血液検査など午前中になんとか検査を終えて、
入院、手術の説明を受けた。
病気ではないし、たんなる骨折なんです。
でも、我が子が痛み苦しみおびえる姿を見続けていると、
変わってあげたい。もうやめて。そんな気持ちで胸が苦しくなるだけだった。
パパの涙もきっと同じ気持ちだったんだろうな。
しっかり 支えてあげようね。