鎮痛剤が効いて何時間か寝むれた娘は、
朝ごはんを少しだけ食べて、退院するから色々かたづけた方が良いんじゃない?
と私に言ってきます。
熱が下がらないけど、退院できるかな。。
先生の診察があり、顔だけ見て「帰っていいよ」と言われました。
よかったよかった。
荷物を片づけて、手続きをし、みなさんにお礼を伝え、帰路に着いた。
娘もうれしそうに、痛みを忘れていたようです。
家に着くと次女を幼稚園に送り出してくれた母が待っていてくれた。
玄関で長女を待ってたよ頑張ったね!迎えてくれると、長女は泣き始めた。
大好きなばぁばの顔を見てホッとしたのと同時に、痛かったよ、つらかったよ。。こんなになっちゃったよ。。
そんな娘の気持ちが伝わってきたような気がしました。
ホッとしてしばらくすると、痛みが出てきたのか、お昼ごはんも喉を通りません。
娘の大好物の「くるみゆべし」をお土産に買ってきてくれた母。
くるみゆべしだけ少し食べて、ソファーに横になります。
でも、
「痛い痛い痛い痛い。ここが何かあたって痛い。」
腕ももちろん痛いのですが、特にひじを痛がります。おそらく、ワイヤーを入れたところの傷が痛いのかな。。
会社を早退してきたパパにも会えてホッとしながら、また痛がります。
そして、妹が幼稚園から帰ってきて、妹は大喜びでお姉ちゃんのところへ。
長女はに少し恥ずかしそうにしながら、痛みを妹には見せずに二人でなにやらおしゃべりしていました。
夜ごはんも喉を通りません。
シャワーを浴びるのも痛くて無理そうです。
パジャマに着替えだけさせようと服を脱がせるのにも少し動くと「痛い痛い痛い痛い痛い…」
術後の痛みがこんなに痛いものなのか?それとも手術がうまくいっていない?
知識がなさすぎて、パパも私も不安でしょうがなかったです。
その晩は、今回処方された痛み止めをギリギリ6時間ごとに飲ませて飲んだ直後だけ少し眠り、
痛くて泣き叫び起きる…これを朝方の3時頃まで繰り返しました。
こんなに痛くて大丈夫なのか???
一晩中娘の「痛い」の訴え。
苦しくて喉を締め付けられるようでした。