覚書 子どもの骨折~不自由な事がいっぱい。でも… ~

幸いという言葉が正しいのかなんだか・・・ですが、娘の骨折は左手。

右手で器用に色んな事ができます。

字も書けるし、食事もできる。ピアノも片手で弾けるし、大好きなバドミントンの素振りもできちゃう。この際フォーム改善だぁ!結構いけます(笑)

でも、字を消すときにノートがおさえられないので、きれいに消せません。

食事も片手で食器に顔を近づけて食べるのでちょっと異様な雰囲気です。

ふりかけやおやつの封は開けられません。

 

そして、娘にとってショックだったこと。

9月3日にはじめて挑戦するピアノコンクール♫

大好きな曲を必死で仕上げたばかりでのケガでした。

ピアノの前で右手だけ弾く娘。

コンクールの曲を少し弾いて手が止まりました。

ポロポロ泣いていました。

 

「弾けなくなってる。」

 

元気のないままピアノレッスンは、休みたくない(妹に抜かされると思っているようです)

と言うので、いつも通りレッスンに行きました。

 

いつもパワフルな娘たちの大好きな先生。

「イイ曲みつけた♫」

そう言って、右手中心の課題曲を娘に渡し、弾いてくれました。

曲の雰囲気は、前回の課題曲のほうが娘はすきそうですが、、、選べる状況ではありません。

「がんばってみよう!チャレンジするか考えてきて!」

先生に元気をたくさん分けてもらって、レッスンからの帰り道。

「こっちでがんばってみようかな。」

娘の小さい声は、とても凛々しくぐっと成長した横顔に見えました。

けがをして、不自由な事は増えたけど…気持ちが弱くなることもあったけど…

それ以上に強さを身につけ始めているようです。

がんばろうね。

 

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